火地古樹生茶 2022を発売しました。
数年間の熟成を経て、爽やかで透明感のある甘い香りが際立つお茶です。

高山の自然栽培茶園産

火地は私達がお付き合いしている農家が保有する、臨滄市南西部に位置する永德県の標高2100m付近の茶園の名称です。
茶園は樹齢100-300歳程度、無肥料無農薬の自然栽培方式で維持されております。肥料が全く入ってない茶園ゆえ、お茶は時間をかけてゆっくりと成長し、4月の中旬頃に1番茶が摘まれました。細胞密度が高く、ミネラルとポリフェノールが豊富に含まれており、それゆえに透明感が高く、余韻の長いお茶です。

日当たりが良い茶園ゆえの華やかな香り

火地の特徴は、茶園の日当たりが良い点にあります。この環境により、非常に華やかな香りを持つお茶が生まれます。日当たりの良い茶園では光合成が活発に行われ、ゲラニオール配糖体やリナロール配糖体などのモノテルペン配糖体が生合成され、茶葉に蓄積されます。

これらのモノテルペン配糖体は、萎凋工程中に酵素の働きで加水分解され、ゲラニオールやリナロールといった揮発性の香気成分が生成されます。この結果、茶葉が華やかな香りを放つポテンシャルを持つことになります。

新茶の段階でも香り豊かでしたが、数年間の無酸素熟成を経ることで、若いブドウを思わせる甘い香りが引き立っています。

熟成の方法

香りの点では、既に現時点で十分に飲み頃と考えられますが、さらに熟成を楽しみたい場合には、未開封のまま暖かい場所で保管することをお勧めします。この方法で熟成したお茶は、フルーツや蜜、更には乾燥フルーツのような香りへと変化します。

また、昔ながらの方法で有酸素熟成を試みたい場合は、一度開封した後、チャック付きの袋で密閉して保管すると良いでしょう。私の経験では、有酸素熟成を好む場合でも、最初の数年間は無酸素熟成を経てから有酸素熟成に移行する方が、お茶の成分が安定化し、より安定した熟成が進むように感じられます。

火地古樹生茶2022のお買い物はこちらから

袋小(固まりを小分けして袋詰め): 50g / 価格1,836円(税込み)

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餅茶1個:200g / 価格 7,020円(税込み)

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お値打ちパック:1000g(餅茶200gを5個) / 価格28,080円(税込み)

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