華やかに立ち上がる花の香り:鳳凰単叢老欉姜花香2023を発売

[2025.09.21] Written By

鳳凰単叢 老欉姜花香2023を発売しました。鳳凰単叢の多彩な香型の中で独自の存在感を放つ「姜花香」。華やかな名前の陰に隠れがちですが、現地ではその力強い香りで特に注目されるお茶です。本品は2023年に仕入れ、日本にて無酸素状態で2年間熟成させました。熟成によって香りがいっそう際立ち、このたび満を持してのご紹介となります。

https://hojotea.com/item/houou.htm

高標高と老欉の茶樹から生まれた銘茶

このお茶は、烏崠桂竹湖村(烏崠山脈の天池の近く)、標高1200mに位置する樹齢60年ほどの茶樹から作られました。鳳凰単叢では、標高と樹齢はいずれも品質を決める大切な要素です。本商品は高標高かつ老欉の茶樹から作られており、その確かさが湯を注いだ瞬間から感じ取れます。

姜花香という名称の分類

鳳凰単叢の名称は大きく二つの方法で分類されます。一つは遺伝的な系統に基づく品種名、もう一つは仕上がった茶の香りに基づく香型です。(このほかに産地名や所有者名に由来する呼び方もありますが数は多くありません。)姜花香という名前は品種名ではなく香型の分類に属し、製茶した際にその香りが姜花香の特徴に合えば「姜花香」と呼ばれます。実際には、生産者の経験によってどの茶樹が姜花香の特徴を持つかはすでに特定されており、毎年決まった茶樹から姜花香が作られています。

地味な名前に隠された圧倒的な香り

姜花香は、蜜蘭香や杏仁香、蜜桃香のように華やかな名前を持たないため見過ごされがちですが、実際には鳳凰単叢の中でも非常に香りが強く、誰にでも分かりやすい強い香り個性を備えたお茶です。現地では生姜の花を思わせる香りとして知られます。日本では生姜の花に触れる機会が少ないため馴染みは薄いですが、日本の花に例えるなら百合、梔子、木蓮、蘭(シンビジウム)、スイカズラが近いといえます。さらにミドルノートには白桃やネクタリンのような桃系の香りも重なります。蜜蘭香とはまったく異なる香り系統であり、姜花香はスパイシーさを帯びたフローラルで力強いトップノートが印象的で、華やかさと存在感に満ちています。

老欉ならではの風格

老欉の名を冠するこのお茶は、余韻が長く、甘い後味とともに喉に香りが残り続け、飲み心地は非常に柔らかです。老欉とは古い茶樹を指す呼び名ですが、具体的な樹齢の基準は人や地域によって異なり、30年以上を指す場合もあれば50年以上とされることもあります。ただし、生産者にとって「老欉」とは単に古いというだけでなく、味や香りに老欉らしい風格が表れていることが欠かせません。実際に、私がお付き合いしている生産者は、同じ老木から採れた茶でも雨が多く品質が思わしくない年には「老欉」として扱うことを控えることがあります。それほどまでに、この呼称には重みが込められています。

 

鳳凰単叢老欉姜花香 2023のお買い物は此方から

袋小 :   15g / 価格 2,484円(税込み)

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缶入り:   40g / 価格 6,264円(税込み)

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袋大(40gが3袋) :120g / 価格 18,360円(税込み)

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お値打ちパック(40gが9袋):360g / 価格 45,101円(税込み)

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