今日からプーアル生茶の販売を開始しました。
https://hojotea.com/categ/pue.htm
早速、以下、3種類の生茶を発売しました。
勐庫喬木高山生茶 樹齢100-300年 2010年春茶 標高1800-1900m
迷地古樹生茶 樹齢300-500年 2010年春茶 標高1800-1900
老班章 樹齢300-500年 2005年 春(やや遅摘み)茶 標高1700-1800m
これら3つのお茶はどれも全く異なる個性のお茶です。
勐庫喬木高山生茶はプーアル茶なのにブドウのような香りがします。
スッキリとしたフルーティな香りに加え、非常に強い喉越しと持続性のある甘みが特徴です。
このお茶は在庫があまりないので、まず最初に試して頂きたいお茶です。
迷地生茶は私が大好きなお茶です。蜜のような香りがし樹齢300-500年というだけの強い喉越しが特徴です。
食事の際に飲むと、強い喉越しのお陰で、口の中がスッキリとし、食事がとても美味しく感じられます。
老班章は中国で非常に名が知られたお茶です。とても有名な銘柄なので、値段は高めです。
このお茶は5年間熟成されたお茶ですので、どちらかというと乾燥した果物のような香りと、ややウイスキーのような木質の香りがします。
割と年配の男性に人気のお茶です。
茶色くてカビ臭いお茶を飲み、プーアル茶にマイナスイメージを持たれているお客さんが沢山おります。
カビ臭いお茶は、カビの発酵で作られるプーアル熟茶です。
生茶は、名前こそプーアルですが、全く異なるお茶です。
例えるなら白ワインです。フルーティで、それでいて複雑な香りのお茶ゆえに、暫く飲んでいると、非常に病み付きになるお茶です。
是非お試しください。
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老班章の茶葉。5年が経過しているため、茶葉の色はやや濃くなっております。
IMG_6071.jpg
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プーアル生茶は烏龍茶と同じく1芯3-4葉の茶葉から作られます。あまり若い茶葉だけだと、香りが物足らなくなるからです。良質のプーアル生茶の茶殻は、茶葉の形をそのまま残しております。写真は「迷地古樹生茶」
IMG_6046.jpg
勐庫喬木高山生茶

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