野生のプーアル生茶、大雪山野生生茶 2022年産を発売

[2023.03.28] Written By

大雪山野生茶2022年の餅茶(200g) を発売しました。
野生茶とは山に自生しているお茶で、現地の人々は山菜を収穫するような感覚で、山に入り、お茶を収穫します。

https://hojotea.com/item/d27.htm

年々入手が困難になる野生茶の原料

近年、野生のお茶の需要が増加し、原料の入手が困難になりつつあります。特に、コロナ禍で村間の異動が制限されたことで、これまで入手できていた原料が入手できなくなるなどの問題が各所で発生しました。中国におけるコロナは収束したのですが、価格は高止まりしたままです。

マレーシアの倉庫で半年熟成

大雪山野生茶は、2022年の春に仕入れました。仕入れ後、マレーシアに送付し、マレーシアの倉庫にて半年間熟成をした後に、日本へと転送しました。年間平均気温が25〜30℃のマレーシアの倉庫で無酸素熟成したことで、春の蜜を連想するような甘い香りが形成されました。

フルーツ香が強く初心者にもお勧めのプーアル生茶

プーアル生茶は、お茶好きの人がとても夢中になるお茶の筆頭です。
一方、生茶は烏龍茶や紅茶と異なり、華やかな香りという類のお茶ではありません。初めて飲まれる人にとっては、その良さを理解するのに時間を要します。
プーアル生茶の美味しさは、滑らかな味わいと深い奥行きのある後味、自然な香りです。
ただし、どのプーアル生茶でも良いわけではありません。実際、雲南省に行けば、ホテルの売店でも、コンビニでもプーアル茶が売られているレベルで、町中至る所でプーアル茶は購入可能です。
しかし、良質なプーアル茶は極めて限られており、標高、樹齢、無肥料栽培などの条件を満たす茶園でのみ入手が可能です。

プール生茶の美味しさを理解するには時間を要すると説明しましたが、その点、大雪山野生生茶は、初心者にもとても理解しやすいお茶です。当店のプーアル茶の中では高額な部類なのですが、非常に深く長い余韻に加え、仄かにブドウや、リンゴのようなフルーティな香りを伴うお茶ゆえに、生茶を飲み始める人にとっては美味しさのポイントが理解しやすく、プーアル生茶の入り口として飲んで頂くのにお勧めのお茶です。

大雪山野生生茶 2022年産のお買い物はこちらから

袋小(固まりを小分けして袋詰め): 50g / 価格3,240円(税込み)

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餅茶1個:200g / 価格 12,420円(税込み)

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お値打ちパック:1000g(餅茶200gを5個) / 価格49,680円(税込み)

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