白岩山高山茶の散茶2020年産を限定発売！

[2020.07.16] Written By

白岩山高山茶の散茶を発売しました。
2種類発売しますが、非常に限られた量のみの限定販売ですので、興味のある方はお早めにご検討ください。

数十年放置され野生化したお茶の木

白岩山は臨滄の南西部鎮康県に位置する標高約2400mの山です。
お茶の木は誰も管理する人がいないことから完全に野生化しており、標高2200-2300mのエリアにて周りの草木と共生しております。サステナブルとか、自然栽培という言葉がありますが、白岩山高山茶のお茶の木に関しては、ターザン茶樹や野生回帰という言葉が適切かとおもいます。


白岩山高山茶に関する詳細は以下のページをご覧ください。

標高2300mの野生化した自然茶園産のプーアル生茶、白岩山高山茶

２つの異なるロットをリリース

白岩山と言ってもお茶の木が生えている場所は広いため、今回は2箇所の異なる場所から収穫しました。この為、２つロットを紹介します。
近年ではこのような限定されたエリアにこだわったロットのことをマイクロロット（Micro-Lot）という言い方をします。日本語や中国語では、単一茶地がそれに相当します。
異なるエリアから収穫したお茶は、製茶も別々に行われているため、かなり個性の違うお茶に仕上がっております。

プーアル茶の熟成について

プーアル茶の面白い点は、熟成させることで甘い香りへと変化しますので、安価なお茶については、熟成用としてストックされるのもお勧めです。大体、1年目から甘い香りが形成されはじめ、2年目からはフルーティな香りがより顕著になります。熟成速度は餅茶の方が速いですが、餅茶加工時に熱がかかってない散茶の方がより繊細な香りを呈するため、散茶を熟成させるのもお勧めです。

プーアル生茶散茶の淹れ方

プーアル茶は餅茶に加工する際に、水蒸気を通してやわらかくすることで圧縮します。この水蒸気には茶葉を軟らかくするだけではなく、お茶の香りをリフレッシュする役割があります。散茶での保管中に表面が多少酸化しても、熱をかけることで、海苔やアタリメを焙るのと同じ原理で、新鮮な香りが戻ります。
反面、水蒸気の熱により、揮発性の繊細な香りは失われるため、散茶を好む人も多くおります。ただし、散茶の場合は、お茶をいれる際に表面酸化をリフレッシュする必要があります。この為、以下の手順にてお茶をいれてください。

１．茶器予熱：茶器に沸騰水を注ぎ10秒間予熱する
２．茶葉予熱１回目：茶葉を茶器に入れ、沸騰水を茶葉に注ぎ10秒間茶葉を予熱する。
３．茶葉予熱2回目：再度、沸騰水を茶葉に注ぎいれ、5秒予熱する。
４．１煎目：沸騰水を注ぎいれ５秒〜10秒で注ぎ出す。
５．2煎目以降：沸騰水を注ぎいれ、数秒で出す。

ポイントとしては茶葉をしっかりと予熱することです。この動作は、一見、茶葉を洗っているように見えるため、多くの人が茶葉が汚いために洗う動作と勘違いしておりますが、目的は予熱です。熱をしっかりとかけることで、茶葉がリフレッシュされ、新鮮な香りが立ち、同時に味の透明感が増します。

白岩山高山茶 No.1

白岩山の最も高い標高にある茶樹から作られており、高山のお茶特有の非常に滑らかでクリーミーなテクスチャーのお茶です。
ウンカに多く噛まれているため、暫く寝かすことで、ゆっくりと蜜香の形成をお楽しみ頂けます。

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袋：50g / 価格 1,300円(税抜き)
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売り切れ

袋：200g（袋50gを4個） / 価格4,600円(税抜き)

売り切れ

白岩山高山茶 No.2

白岩山の中でも非常に日当たりの良い場所のお茶です。原料の特性と、殺青をやや軽めに行っているため、烏龍茶を思わせるような仄かな花の香りが特徴的に感じられます。

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