茶器・急須

[2010.01.13]
身近な石でお茶の味とかおりが変化

直ぐには信じられないでしょうが、石をお茶に触れると、お茶の味や香りの質が変化します。 特別な石やパワーストーンと呼ばれる石だけが、このような潜在能力を持っているわけではなく、自然界にある100%の石にそのような機能があり …

[2010.01.09]
焼成温度と急須の性能の関係

茶器の材料は土ですが、土の原料は、岩石です。岩石が風化して、土になり、それを再び焼くことで、土の成分をガラス化し、急須と言う名の岩石へと再加工するわけです。 実は、岩石も火山により形成されます。火山が窯だと思えば、岩石は …

[2010.01.07]
鈴木盛久作の砂鉄瓶3種

南部鉄瓶の老舗の鈴木盛久から特注の鉄瓶が届きました。 これらは、海外のお客様から注文があった物で、砂鉄にて制作して頂きました。 砂鉄の場合、炭素の含有量が低くそれ故に、構造がより緻密です。緻密ゆえに、叩くと、チーーーンと …

[2009.12.31]
鉄粒子の形が土の質を決める

土の焼き具合は、土の表面積を左右するとこれまで説明してきましたが、もう一点重要な要素があります。 重要なのは鉄(鉄鉱石)を含む粒子が解けずに残っていることです。 天然に存在する鉄は鉄鉱石ですが、朱泥のような土に含まれる鉄 …

[2009.12.27]
反比例関係にある、急須の頑丈さと性能

焼く温度と急須の性能の関係ですが、ポイントとしては、「漏れないようにすること」と「表面積を如何に多く保つか」という2つのバランスにより成り立ちます。   漏れないようにするためには、より強く焼き、土の成分がガラ …

[2009.12.25]
茶器を焼く温度と品質の関係

茶器に関し今私が取り組んでいるテーマは焼成温度と土の関係です。 実は焼成温度が変わると、茶器のパフォーマンスは激変します。 一般的により高い温度で焼くほど、「焼きしまる」→「密度が増す」→「表面積が増える」と考えられてお …

[2009.12.24]
器茶水相和

私事ですが、私の義理の父は書道の達人です。 師範であり、展覧会で大臣賞などを受賞しております。 実は店に飾ってはどうかと言うことで、色紙をいただきました。 その中でも特に素晴らしいと思った作品を店に飾っております。 「器 …

[2009.12.22]
常滑の赤土は本朱泥と呼ばれ、お茶をまろやかにする

愛知県の常滑市は焼き物の街としてよく知られた場所です。常滑を含む愛知県、三重県、岐阜県一帯にはその昔巨大な湖がありました。この湖は東海湖と呼ばれ、現在の琵琶湖よりも大きな湖でした。常滑焼の朱泥はこの湖に堆積した土に由来し …

[2009.12.21]
長老寿型 彼岸花紋

お客様の特注で鈴木盛久にお願いし、特注の鉄瓶を制作していただきました。 長老寿型という形状ですが、その前面に彼岸花をデザインしていただきました。 彼岸花は熊谷志衣子さんのオリジナルデザインですが、相変わらず、可憐で素敵な …

[2009.12.20]
佐渡島へ出張、無名異作家と急須の打ち合わせ

週末、佐渡へ出張してきました。 渡辺陶三氏、清水賢氏との打ち合わせで行ったのですが、あいにくの悪い天気に見舞われ、フェリーも辛うじて出てくれました。 今の時期に佐渡へ行く人はとても少ないため、フェリー会社もどちらかという …

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東山生茶・白毫銀針・茉莉銀針の3種類のお茶を発売
東山生茶2023、白毫銀針、茉莉銀針の3種類のお茶を発売しました。 東山生茶2023 https://hojotea.com/item/d63.htm 東山生茶2023を発売しました。東山生茶は当店でも非常に人気の高いお …
大雪山野生茶(生茶)2023年・2024年産 同時発売
大雪山野生生茶の2023年産と2024年産を発売しました。 2023年産については、マレーシアの倉庫で1年間熟成しております。 https://hojotea.com/item/d27.htm   雲南省でも入 …

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