茶器・急須

[2009.06.26]
宜興の紫砂採掘の現状

中国の旅行で最初に訪れたのは急須の産地として世界的に有名な宜興です。 宜興を訪れた目的は、宜興の急須の作り方を理解すること、また、宜興においてどの様な土が入手可能、或いは宜興の鉱山は今も良質の土を生産しているかどうか自分 …

[2009.05.12]
佐渡島の相川金山に眠る朱泥や紅泥

相川金山は佐渡金山の中でも最大級の鉱山です。同時に、鉱山の副産物として鉄分を多く含む赤土が埋蔵されております。 金も、銀も、赤土に含まれる鉄も、海底火山の噴火と共に、地中深くにあったミネラルが超高温の水に溶け、地上に運ば …

[2009.04.27]
佐渡島には無名異土にとどまらず、色とりどりの土があります。

  佐渡には金や銀を始めとする鉱物だけでなく、宜興と遜色のない種類の土が豊富に埋蔵されております。 これは佐渡島自体が海底火山によってできた島であることに起因しております。   佐渡の焼き物というと、 …

[2009.04.04]
佐渡島における無名異焼の生磨きの秘密

佐渡島における無名異焼の土は作家がそれぞれに金山周辺から採掘することで集められます。採掘された土は、更に細かく粉砕され、水に溶かした跡にメッシュを通す事で細かなサイズの粒子だけが集められます。現在、作家が自ら天然の土を仕 …

[2009.04.02]
無名異焼の仕入れで渡辺陶三氏を訪問

無名異焼作家の渡辺陶三氏を訪ね、佐渡島へ行きました。 陶三氏は今年で70歳ですが、現在も現役で茶器を中心に作品作りをされております。 陶三氏には娘さんと息子さんがおり、それぞれに陶芸に従事されているとの話を聞きとても心強 …

[2009.04.01]
佐渡島にて無名異焼の仕入れ

佐渡島に行ってきました。私は佐渡のイメージとして、割と平坦な土地を想像していたのですが、実際に佐渡に行ってみて島のスケールの大きさに圧倒されました。佐渡島は新潟県に属しておりますが、佐渡県として沖縄や北海道のように独立し …

[2009.03.24]
宜興の茶壺入手 紅泥

中国宜興産の茶壺を仕入れました。この土は、紅泥と思われます。 私がこだわったのは宜興産の土をブレンドすることなく使って作られた茶器です。宜興では良質の朱泥や紅泥はほとんどのこっておらず、多くの作家が外の地域産の土や、ブレ …

[2009.02.21]
お茶が美味しくはいらない?購入には注意が必要な茶器

  お茶を美味しくするどころか、逆に不味くする茶器も 宜興の紫砂のなかには、お茶の味を良くするのではなく、質を落としてしまう土もあります。緑泥という土をご存じでしょうか?中国の宜興では緑泥と呼ばれる土で、字の如 …

[2008.11.10]
天目茶碗はお茶の味をまろやかに

日本の伝統的な茶器に天目という茶碗があります。 茶碗と言えば、ご飯を食べる碗ですが、その文字の通り、本来は茶を飲む碗でした。 天目とは、鉄分を多く含む釉薬をかけ還元焼成した茶碗を指します。鉄分を多く含むため、黒い色をして …

[2008.09.02]
窯変-舘正規作

舘正規さんから荷物が届きました。 舘さんは最近とても忙しく、納品をして頂くためにはかなり待たねばなりません。 それゆえ荷物が届くと何とも嬉しい気分です。 今回届いた荷物の目玉は窯変急須でした。 この急須は舘さんが展示会の …

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2022年産の鳳凰単叢老欉柿花香単株と桂花香単株を発売
2022年産の鳳凰単叢老欉単株茶を2種類発売しました。 何れも極めて樹齢の高い木ゆえに、非常に奥行きのある、長い余韻のお茶です。濃い後味に加え、1年以上の熟成による、濃厚な香りをお楽しみ戴けます。 鳳凰単叢老欉柿花香 単 …
ダージリンファーストフラッシュとオータムナル紅茶を発売
ダージリンを2種類発売しました。今回の新商品は、Arya茶園の春摘みファーストフラッシュのルビーと秋摘みオータムナルのルビーです。春摘みのルビーは4月に仕入れ、その後無酸素状態で熟成させることで、香りをさらに高めました。 …

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