大雪山野生プーアル生茶と白茶の毛茶を予約販売

[2017.05.04] Written By

大雪山野生プーアル茶と大雪山野生白茶の散茶(毛茶)の予約販売を行いたいと思います。購入希望のお客様はページの下に買い物カゴよりお願いします。尚、散茶で売れなかった分は急ぎ餅茶に緊圧する必要があるため、予約販売は5月10日までとさせていただきます。

少数民族が自家用に飲んでいた野生茶

野生茶とは人の手で植えられたお茶ではなく、太古の昔から、雲南省の山に自生している文字通り野生のお茶の事です。今回紹介する野生茶はカメリアタリエンシスと言う種類のお茶で、一般に知られているお茶カメリアシナンシスの近縁種に当たります。山間部に位置する少数民族の村々では、その昔から、春に山に入っては野生茶を収穫し、自宅で釜炒りしては自家用として飲んでおりました。野生茶は20年前くらいは全く注目を集めておりませんでした。ところが10-15年ほど前から急速の市場で認知されるようになり、近年では需要の急増により入手が非常に困難になりつつあります。

非常に苦しんだ2017年野生茶の仕入

例年、野生茶は3月15日頃から収穫が始まります。ただ今年は、長引く乾燥のために、収穫が2週間遅れ、実際に収穫が始まったのは3月の後半でした。更に不運なことに、大雪山がある臨滄地区では4月1日から1週間雨が続いたため、お茶が収穫できたのは実質1週間程度でした。この為、今年は野生茶が不足しており、生茶葉の原料価格が倍近くまで高騰しました。加え、近年、野生茶は紅茶の加工原料としての需要が高くなっており、それゆえに、野生茶の原料確保は業者間でも競争状態でした。事前に農家に茶葉回収を依頼していても、油断すると、別の業者が来ては、少し高めの値段を提示し、買い取ってしまうことは日常茶飯事でした。私は原料の確保に危機感を感じたため、生産者を促し、共に山間部にある村へと出向き、生茶葉の確保に努めました。

今後、野生茶の入手は更に困難になる事が予想されるため、当初の予定では今年は必要以上に多くのお茶を仕入れ、在庫したいと考えておりました。逆に必要量の半量程度しか仕入れられませんでした。仕入れたお茶の半分はプーアル茶に、残りの半分は白茶に加工しました。

大雪山野生プーアル生茶

野生茶と言っても、産地は様々で、私の経験上半数くらいは百草丸のような苦い味がします。野生茶の多くは極めて僻地で収穫されることから現地の農家が自前で仕上げたお茶が多く、焦げてないお茶を見つけるのは極めて難しいのが実情です。私は、2014年までは農家が加工したお茶の中から仕上がりのよいバッチを選んでは仕入れておりました。ただ、この方法だと、質にバラツキがあり、また、完璧な品質のお茶が入手が難しいことから、2015年より、産地が遠く、輸送コストがかかっても、信頼できる生産者のところまで輸送し、納得できるレベルに製茶して貰う方法に切り替えました。野生のプーアル生茶で焦げ臭が無くクリアーな清香に仕上がっているプーアル茶は中国でも極めて稀です。

例年の如く、先行予約販売にて毛茶を販売し、残ったお茶については餅茶へと緊圧する予定です。但し、確保している毛茶の量が昨年の毛茶の販売量よりも少ないため、毛茶の予約のみで完売してしまう可能性もあります。

お茶は野生茶らしく、ブドウのようなフルーツ系、コシアブラやタラの芽を連想するような新鮮な香り、そして花のような甘い香りがします。野生茶と聞くと、苦い、渋い、荒々しいイメージを持たれるかもしれませんが、とれたてのタラの芽と同じく、野生のお茶は自然の甘味があり、非常に軟らかな味わいのお茶です。

大雪山野生プーアル生茶 毛茶予約販売

お茶が入荷するのは6月頃の予定です。他の一般商品と併せて注文された場合、発送のタイミングを計りかねますゆえ、野生茶の入荷を待って一緒の発送を希望されるか、他の商品のみ先に発送を希望されるか備考欄に明記ください。

尚、5000円以上お買い上げの場合は送料無料ですが、5000円以下の場合申し訳ございませんが、送料をご負担お願いいたします。

100g 3900円 (税別)
クリックして買い物カゴへ

200g (100g袋 x 2) 7600円(税別)
クリックして買い物カゴへ

600g   (100g袋 x 6) 22500円(税別)
クリックして買い物カゴへ

1000g 31,200円   (100g袋 x 10)(税別)
クリックして買い物カゴへ

大雪山野生白茶

野生茶で作られたプーアル生茶と紅茶は徐々に世間に知られるようになって来ておりますが、野生茶から作られた白茶は非常に希です。HOJOでは他に先駆け2015年より鳳慶産の野生茶から白茶を紹介してきました。また、昨年より、大雪山産の野生茶を用いて白茶の生産を開始しました。ただ、昨年は生産量が非常に少なかったことから、発売して2日で完売となり、多くのお客さんに飲んで頂くことが出来ませんでした。このため、今年は大雪山野生白茶をある程度の量確保することを当初から目標としており、私も自ら生産に関わり作業を行いました。白茶の生産を行う上で重要なのは、湿度、温度、風量の管理です。3日間の萎凋により、より熟成したフルーツのような香りを特徴とする鳳慶野生白茶にたいし、大雪山野生白茶の萎凋はフローラルな香りを重視し60時間を目安としまします。

尚、より透明感があり、フローラルな香りを得るために、若すぎる茶を使うのではなく、今年はある程度成長した茶葉を用いました。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

フルーツと花のような香りの大雪山野生白茶

出来上がった大雪山野生白茶を茶葉を集めてくれた村長的な立場の人に飲んで貰ったところ、非常に驚き、「このお茶は何?」と何度も聞かれました。私のつたない中国語で「あなたが摘んできたお茶ですよ」と教えてあげたのですが、白茶に仕上がった野生茶の香りは彼にとっては初体験のようで、非常に感動してくれました。野生茶の場合、長い時間をかけてしっかりと萎凋をすることで、甘い花の香りを形成します。恐らく、初めて飲んだ人は花茶と思うレベルのフローラルな香りがします。

山奥に分け入って摘んでくるお茶ゆえに、お茶の芽のサイズはまちまちです。例えば、枝の先端の芽は成長が早く、側芽は成長が遅くなるため、当然、大きめの茶葉と小さな茶葉が混在します。大きめの茶葉は、散茶で流通すると壊れやすいため、餅茶用にまわしました。このため、散茶で販売出来る量はある程度限りがあります。散茶の香りは花に近いのに対し、餅茶に圧縮した場合、若いマンゴのようなフルーツ系の香りになります。大雪山野生白茶は酵素を失活させてないため、緊圧のために蒸気を吸わることで、酵素が多少発酵をするためです。餅茶は後ほど正規商品として発売しますが、花のような香りを楽しみたい方は是非散茶の先行予約をご検討ください。

大雪山野生白茶 散茶予約販売

お茶が入荷するのは6月頃の予定です。他の一般商品と併せて注文された場合、発送のタイミングを計りかねますゆえ、野生茶の入荷を待って一緒の発送を希望されるか、他の商品のみ先に発送を希望されるか備考欄に明記ください。尚、5000円以上お買い上げの場合は送料無料ですが、5000円以下の場合申し訳ございませんが、送料をご負担お願いいたします。

100g 3900円 (税別)
クリックして買い物カゴへ

200g (100g袋 x 2) 7600円(税別)
クリックして買い物カゴへ

600g   (100g袋 x 6) 22500円(税別)
クリックして買い物カゴへ

1000g 31,200円   (100g袋 x 10)(税別)
クリックして買い物カゴへ

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

薪火と低温長時間で焙煎した緑色の焙じ茶
焙じ茶にはいろんな種類がありますが、原料、熱源、焙じ方にこだわることで、これまでに無い焙じ茶を作りました。 本商品は、無農薬無肥料栽培の都祁の一番茶を使った薪火焙じ茶です。私自身も生産者と共に、焙じ茶の生産と開発に携わり …
10年の熟成で乾燥フルーツ香!老黒寨古樹生茶2017を発売
老黑寨は、中国雲南省臨滄市に属する鳳慶県にある小さな山村です。鳳慶県は雲南紅茶の産地として広く知られていますが、紅茶の主な生産地は比較的、街の中心部に近い地域に集中しています。一方で同県には、山の懐が深く、老木が多く残る …

最新の記事 NEW ARTICLES

薪火と低温長時間で焙煎した緑色の焙じ茶
焙じ茶にはいろんな種類がありますが、原料、熱源、焙じ方にこだわることで、これまでに無い焙じ茶を作りました。 本商品は、無農薬無肥料栽培の都祁の一番茶を使った薪火焙じ茶です。私自身も生産者と共に、焙じ茶の生産と開発に携わり …
10年の熟成で乾燥フルーツ香!老黒寨古樹生茶2017を発売
老黑寨は、中国雲南省臨滄市に属する鳳慶県にある小さな山村です。鳳慶県は雲南紅茶の産地として広く知られていますが、紅茶の主な生産地は比較的、街の中心部に近い地域に集中しています。一方で同県には、山の懐が深く、老木が多く残る …
高山紫茶 生茶 2025年 餅茶 200g を発売
  高山紫茶とは、雲南省臨滄地域の高標高の茶山で採れる、紫性を示す茶樹の原料から作られるお茶を指す呼称です。現地では古くから紫茶と呼ばれてきおり、古い木になると樹齢数百歳と思われる老茶樹も存在することから、近年 …
雲南省、標高2000m超の無肥料無農薬茶園産・古樹茶花が入荷
年末から品切れとなっていた古樹茶花が入荷しました。 本商品は、昨年11月から12月にかけて雲南省で摘まれ、天日で乾燥されたお茶の花です。今年は晴天が続いたこともあり、これまでの入荷実績と比較しても、極めて品質の高い茶花が …
有名産地のプーアル茶と品質の関係を考える
同じ中国雲南省で作られるプーアル茶の中には、中国国内はもちろん、世界の愛好家にも広く知られた有名産地が複数存在します。 西双版納の老班章、易武、布朗山、臨滄市の氷島、昔帰、馬鞍山、忙肺などがその代表例で、これらの産地のお …
永德県棠梨山産の木易古樹生茶2013を発売
木易古樹生茶2013年を発売いたしました。 雲南省臨滄市永德県にある棠梨山で収穫されたお茶から作られたプーアル生茶です。木易は、棠梨山の茶園が位置するエリアを指す通称として、生産者が用いている名称です。 仕入れ後、弊社倉 …
産地でも珍しい実生老木の鳳凰単叢老欉蜜蘭香2022
非常に特別な鳳凰単叢老欉蜜蘭香2022を発売いたしました。特別である理由は、この蜜蘭香が、通常ではあり得ない実生の老木から作られている点にあります。そのため、一般的には考えられないほどの余韻が感じられ、非常に感動的な味わ …
雲南茶に使われる古樹・老樹・喬木の意味と実際
雲南省では、樹齢が高い茶樹ほど品質が高くなると理解されており、そのため樹齢を示す言葉が、お茶の名称やグレードに頻繁に用いられます。なかでも、古樹、老樹、喬木といった呼称は広く使われていますが、それぞれの意味や実際の使われ …
劉家古樹生茶2025を6年ぶりに発売
2019年以来、仕入を休止していた劉家古樹生茶2025を、6年ぶりに発売いたしました。 https://hojotea.com/item/d56.htm 劉家古樹生茶は、私たちが2014年からお付き合いのある劉氏が、自身 …
磁器茶器の選定について:三希牙白と徳化磁器
これまで当社では、磁器の茶器として台湾三希の製品を取り扱ってきました。三希の牙白シリーズは、お茶や水に対して優れた特性を備えており、実際にお茶の味や香りが明確に引き出されることから、当社としても高く評価し、約10年にわた …

PAGETOP