臨滄の名産地、鳴鳳山産のプーアル生茶散茶2020を2種類発売

[2020.07.23] Written By

鳴鳳山古樹生茶の2020年の散茶を限定発売します。
在庫に限りがありますので、興味のある方はお早めにお買い物ください。

永德県の名産地、鳴鳳山

鳴鳳山は中国雲南省臨滄市の永德県にある非常に有名なお茶の産地です。この産地が有名な理由は、臨滄西部では突出して老木が多い点に加え、鳴鳳山は非常に日当たりの良い東向きの斜面ゆえです。日当たりの良い茶園ゆえに、お茶の味に透明感があり、香りが非常に華やかであり、昆明の市場でも鳴鳳山の知名度は年々高まっております。

無農薬無肥料の野放茶園

鳴鳳山のお茶の価格は年々上昇しており、それに伴い、肥料を用いて収量を上げ、収入を増やそうとする農家も増えております。実際、鳴鳳山でも過半数の茶園は肥料を使用しているのが現状です。肥料を使うと、お茶の木の成長が速くなり、葉の養分が木に吸い戻されるため、お茶の味は薄くなります。また、肥料を吸ったお茶の木は、窒素を多く含むため害虫による被害を受けやすく、更に、個々の細胞が大きくなるため、老木化したお茶の木の寿命も短くなります。


私は鳴鳳山の中でも、特に標高(2000-2100m)が高く、無剪定、無肥料、無農薬、不耕起の茶園を選んでおります。このような茶園は中国語で野放茶園と呼ばれ、茶葉を摘んで口に含むと、野生の山菜のような透き通った味わいがします。

散茶を2種類販売

今回は2種類のお茶を発売します。どちらも鳴鳳山のお茶ですが、異なるセクションの斜面で摘まれたお茶ゆえ、個性が異なります。収穫場所の違いによるお茶の個性の違いをお楽しみください。
鳴鳳山のお茶は柑橘系やフレッシュな梅のような香りが仄かに感じられ、スッキリとした透明感のある味と、濃く、長い余韻が特徴です。
私は職業柄か、新茶で飲むのが好きですが、一年寝かすことで、熟成が進み、蜜のような甘い香りが形成されます。また、数年以上寝かすと、更に濃厚なフルーツの香りが形成されますゆえ、熟成を楽しまれるのもお勧めです。散茶は数量に限りがありますので、早めにご検討ください。

鳴鳳山古樹生茶 No.1 散茶

50g袋 / 価格 1,300円(税抜き)

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100g / (袋50g x 2) 価格 2,400円(税抜き)

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200g (袋50g x 4) / 価格 4,600円(税抜き)

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600g お値打ちパック(袋50g x 12 / 価格12,500円(税抜き)

売り切れ

鳴鳳山古樹生茶 No.2 散茶

50g袋 / 価格 1,300円(税抜き)

売り切れ

100g / (袋50g x 2) 価格 2,400円(税抜き)

売り切れ

200g (袋50g x 4) / 価格 4,600円(税抜き)

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