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臨滄の名産地:鳴鳳山古樹生茶 散茶 2022を発売
- [2023.10.16] Written By 北城 彰(Akira Hojo)
臨滄永德県に位置する有名産地:鳴鳳山の春茶から作られたプーアル生茶の散茶を発売しました。
鳴鳳山とは
鳴鳳山村は中国雲南省の永德県に位置し、中心部の標高1,900メートル、年間降水量は1,400ミリメートル、平均気温は16.8度で、茶園の周りには主に松や桦などの樹木が広がっています。
鳴鳳山古樹茶は茶園のスロープが東向きであることから日当たりが非常に良く、それゆえにスッキリとした透明感のある味わいが特徴です。口当たりはさスッキリしていますが、茶気(余韻・コク・後味)が非常に強く、永徳茶産地の「外柔内剛」の茶性を示すと形容されます。
鳴鳳山の斜面。お茶の木の周りは草木が生い茂っており、お茶の木は山の木の一部とかしております。
無肥料の自然栽培茶を使用
鳴鳳山はその名声から近年ますます注目を浴びており、需要の増加によって、お茶の値段が上昇傾向にあります。このため、村の中心部の茶園の所有者の多くは、より高い生産性を求めて肥料栽培に移行しており、それに伴い、お茶の品質が低下傾向にあります。一方で、私たちは鳴鳳山の中心部ではなく、鳴鳳山村でも標高約2000メートル以上に位置する茶園の所有者から茶葉を仕入れています。
同じ鳴鳳山でも中心部から離れると、茶園が自然な状態に管理されている傾向が見られます。私達のお茶が作られている茶園では、無農薬はもちろんのこと、有機肥料を含むあらゆる種類の肥料を一切使用しておらず、完全な自然栽培が行われております。また、剪定も行わないため、お茶の木の成長は非常に遅く、通常の古樹茶園と比較して、茶葉の数が非常に少ない点が特徴です。ゆっくりと成長しているために、大量の光合成を必要としないため、少ない茶葉でも十分なのです。さらに、野放栽培茶園特有の特徴として、木肌が白く変化します。この現象は、一般的に日本の茶園でも見られ、肥料を与えない場合にお茶の木の表面が白く変わり、逆に肥料を与えると茶色に変化します。
透き通るような味と戻り香が心地良い
鳴鳳山古樹生茶2022は非常にスッキリとしたお茶です。果物も日当たりが良い場所と日陰では、味わいが全く異なります。鳴鳳山古樹生茶は例えるなら日当たりの良い場所で採れた果物のような、透き通るような透明感のある味わいです。産地の特徴が「外柔内剛」と表現されるように、飲んだ後に戻ってくる香りが非常に心地良く、ブドウなどを食べた後のような甘い香りが喉から口にかけて広がります。質の高い原料を使っておりますので、何煎も淹れることが出来、非常に経済的なお茶でも有ります。
鳴鳳山古樹生茶 散茶 2022のお買い物は此方から
弊店では比較的多めに仕入れている餅茶とは異なり、散茶はわずかな在庫しか持っておりません。在庫が限られておりますので、お早めにご検討いただくことをお勧めいたします。
50g袋 / 価格 1,620円(税込み)
100g / (袋50g x 2) 価格 3,024円(税込み)
200g (袋50g x 4) / 価格 5,832円(税込み)
600g お値打ちパック(袋50g x 12 / 価格14,515円(税込み)
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