木易古樹生茶2013年を発売いたしました。
雲南省臨滄市永德県にある棠梨山で収穫されたお茶から作られたプーアル生茶です。木易は、棠梨山の茶園が位置するエリアを指す通称として、生産者が用いている名称です。
仕入れ後、弊社倉庫にて約12年間、無酸素環境下で保管し、熟成を行いました。

https://hojotea.com/item/d37.htm

永德の街を象徴する棠梨山

棠梨山は、永德県の人民政府所在地である德党鎮の裏にそびえる象徴的な山です。德党鎮自体が、棠梨山の延長のスロープに沿って発達した街である事から、德党鎮の街に住む人々にとっては、象徴的な存在、かつ、文字通り裏山であり、非常に身近な山です。

街の上部は1600m前後の標高があるため、街から少し歩けば直ぐに1800m〜1900m付近の茶園に到達します。そういった意味では、ハイキング気分で茶園巡りが出来る場所です。
棠梨山のスロープは南東の方角を向いているため、日当たりが極めて良く、朝日が昇ると同時に茶園は強い日光を受け、午後まで強い日差しを受け続けています。
このため、棠梨山のお茶は、日当たりの良い茶園特有の明瞭な香りと、すっきりとした味わいを形成します。


 

殺青による香り個性

プーアル茶の個性は、木や樹齢、標高によって形成される原料由来の個性も重要ですが、殺青のやり方でお茶の個性は大きく変わります。つまり、生産者の殺青に対する考え方は、お茶の味香りに直結する要素です。本商品は、少数民族農家の生産者のスタイルとして殺青工程の後半において温度をやや高めに維持する方法を好んでおり、その結果、熱がしっかりと茶葉に浸透することで焙煎香のような香ばしさが感じられます。この点は、仙宿山古樹生茶、秀林烏毫古樹生茶、黄蕪林古樹生茶等のお茶と類似しております。沸騰水でしっかり2回洗茶をして淹れることで、よりスッキリとした味香りをお楽しみ頂けます。

10年に及ぶ熟成による甘い乾燥フルーツ香

2013年に私どもが雲南省永德県を訪れた際、棠梨山の生産者より毛茶を仕入れ、餅茶に緊圧しました。仕入直後は個性が弱かったため、暫く熟成する決断をしました。その後、10年以上にわたる無酸素保存により熟成が進み、ブドウ系の乾燥フルーツや黒糖のような甘い香りが形成されました。前述した香ばしい焙煎香と相まって、飲みやすい甘い香りが感じられます。初心者の方にも飲みやすく、食事やデザートとも合わせやすいお茶です。

木易の餅茶は、外周部のエッジがやや緩く、茶葉がほぐれかけている箇所が見られる場合がございますが、あらかじめご了承ください。

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