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大雪山野生白茶2020を発売しました。
今年は産地、生産者、生産方法の3つを大きく改善したことで、とても満足のゆく品質に仕上がりました。
生産量が非常に少なく短期間で売り切れとなることが予想されますゆえ、興味のある方はお早めにご検討ください。
茶園では無く自然の山でとれた野生のお茶
野生茶は文字通り、山で採れた野生のお茶です。
近年人によっては、放置され、巨大化したお茶のとを野生茶と呼ぶことがありますが、これらは正確には古樹茶、老樹茶、野放茶などが正しい呼称です。野生茶とは、自然の山に自生する天然のお茶の木のことです。
雲南省には野生のお茶と言っても複数の種類があり、本商品はカメリアタリエンシスという種から作られたお茶から作りました。
野生茶の美味しさ
野生のお茶の何が良いかという点ですが、野生茶はその味が圧倒的に濃く、強烈に厚みのある後味が感じられます。濃いと言っても、苦いわけでは無く、濃厚で甘みが感じられます。例えるなら、野生のキノコや山菜と同じで、味が深く、味に関しては栽培もののお茶では辿り着けないレベルです。
最初にこのお茶を飲んだときは、濃厚なスープのようです。飲んだ後に、花やブドウ、生のハーブを連想するような戻り香が強く感じられます。また、このお茶は開封して空気に触れることで、更に華やかさがまし、花の香りが強くなるように感じられます。
ただし、お茶の味は茶器で大きく変化します。不適切な茶器でお茶をいれると、野生茶の最大の長所である余韻が消されてしまうことがあるため、茶器には注意が必要です。参考までに、HOJOでは三希という台湾の磁器メーカーの茶器をお勧めしております。
野生茶の産地を変更
昨年、雲南省に滞在している際、野生茶の生茶葉仕入れ先の新規開拓を行いました。人の紹介をたどって様々な地域に出向き、知り合いの知り合いに会い話を聞きました。実際に、多くの村に行って分かった事として、現実として、多くの地域では、山から摘んでくるのでは無く、村と山の境界に植えられた木を野生茶と呼んでおりました。
実際にどういう経緯で野生茶にたどり着いたかについては、以下の大雪山野生プーアル生茶ページをご覧ください。プーアル生茶も白茶も同じ産地から原料を仕入れました。
原料と製茶方法を変え大雪山野生茶2020を発売
今年から生産者を変更
大雪山野生白茶ですが、今年から新しい生産者に生産を依頼することになりました。
この生産者は、数年前まではお茶の農家兼、プーアル茶の生産者でした。共にプーアル茶の生産で仕事をした際、非常に細部に気がつき、丁寧な仕事をする人たちでした。そこで、数年前から、白茶の生産もお願いすることにしました。
最初彼らは全く作り方を知らなかったため、私たちで作り方や設備を指導し、今ではHOJOの白茶の多くの生産をしてもらっております。
白茶の生産技術が向上したため、今年から野生茶の白茶加工についても依頼しました。
生産設備を新設
昨年のシーズン終了後ですが、生産設備の改善を行いました。白茶の生産量が増えたことで、より本格的な生産設備を作る必要があり、良い機会なので、色々実験を重ねて生産条件を最適化し、また、福建省の生産設備を参考にすることで、より理想的な設備を設計しました。
お陰で、今年の白茶生産においては萎凋がかなり理想的な形で行えるようになったと思います。萎凋を改善したことで、華やかな香りと、やわらかな味を引き出すことが出来ました。
ただ、今年は彼らにとって野生茶白茶の加工は初年度と言うこともあり、念のために、生産量を抑えて作りました。結果的には、非常に良い品質のお茶が出来たのですが、上記理由により、生産量が非常に限られております。在庫が極めて早く終わることが予想されますゆえ、興味のある方は早めにご購入ください。
買い物は此方から
50g(袋) / 価格 2,000円(税抜き)
売り切れ
100g (50g x 2袋)/ 価格 3,800円(税抜き)
売り切れ
200g (50g x 4袋)/ 価格 7,400円(税抜き)
売り切れ
お値打ちパック: 600g (50g x 12袋) / 価格 18,200円(税抜き)
売り切れ
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