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中国の1番茶は全体に約2週間遅れ値段は高め
- [2017.04.08] Written By 北城 彰(Akira Hojo)
雲南省におけるお茶の生育状況ですが、今年は雨が少ないことから、お茶の質が良くなると期待しておりました。しかしながら、3月後半に至るまであまりに雨が少なすぎたためお茶の成長が思うように進みませんでした。
尚、この状況は雲南省のみに限ったことではなく、中国全体において似た状況となっております。他の地域のお茶も色々予約しているのですが、今年は約2週間ほどの遅れが生じております。
低い気温が続きお茶の収穫が2週間遅れ
3月21日に雲南省に来てから非常に晴れた日が1週間ほど続いており、私は基本半袖で外出してました。ただ、3月の後半から曇りと小雨の日々が1週間以上続いており、その影響で、外気温が非常に低く、ホテルの部屋の中でも分厚いフリースを着て、ヒーターをつけないと寒くていられない状態です。この影響で、お茶の成長が著しく遅れており、例年と比べると一番茶の収穫はどの産地も軒並み2週間の遅れが生じております。現時点においては、春の一番茶は約2割程度が収穫されているのみです。農家も仕入業者もお茶が無いことに対して非常に焦りが出ており、業者によっては現在有るお茶をとにかく仕入れようとする動きがあるため、高品質のお茶を中心に、一時的に値段が高くなっている状況です。清明節が終わり、1日の平均気温が高くなってきたため、今後値段が下がることを祈っております。

カッパを着て茶園の視察をしました。

余りの寒さに、お茶農家の人が焚き火にあたっていくように誘ってくれました。
今週末から本格生産スタート
既に標高が1600m前後の地域や、樹齢の若い木、肥料栽培の茶園では先週から本格的な収穫が始まっております。但し、これら茶園の収穫時期は丁度、雨が降り続いていた時期と重なるため、お茶そのものの品質はあまりよくありません。更に、雨天や曇りで乾燥が効率的に出来ないことから、味に雑味があったり、香りに蒸れ臭が混じっていたりします。現在市場に出ているお茶は品質加工共にひと癖あるお茶ばかりです。標高1800m-2000mの地域における無肥料栽培茶に関しては、今週末からが収穫のピークとなります。雲南省の天気予報によると、4月6日より1週間晴天が続くとなっており、天気予の通りであれば良いお茶が出来そうです。

標高の低い地域の肥料栽培茶は先週〜今週にかけ収穫真っ盛りでした。私が訪問したときも雨に濡れているにもかかわらず茶摘みが行われておりました。晴れるまで待つと大きくなりすぎるため、やむなく雨の中収穫していると話してくれました。
標高が高い地域での収穫は10日程先
標高2000m以上の地域の樹齢の古いお茶の木に関しては、収穫は早くても10日先になりそうです。私のラインアップにはこれに該当するお茶が多くあるため、その時期まで天気が持つかどうか非常に心配です。更に、心配なのは私の中国のビザが1ヶ月しかないため、お茶の収穫時期が更に伸びた場合、一度海外に出国しなければならないことです。この近所ですと、50kmほど行ったところにミャンマー国境がありますが、現在、激しい内戦が繰り広げられているため、あまり、理想的な選択肢ではありません。

中には2200-2300mの茶園では極小の芽があるのみでした。


今から1週間は大量のお茶の収穫期と晴天が重なるため、様々な産地へと足を運ぶことになりそうです。私は近年白茶に力を入れて下りますが、より生産の精度を高めるため、一部の製品については自分で生産をする予定です、生茶の確保やら、萎凋、発酵止め作業などで忙しくなりそうです。
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