無農薬無肥料の自然栽培プーアル茶!劉家古樹生茶2018を販売開始

[2018.08.23] Written By

人気のプーアル茶、劉家古樹生茶 2018を発売しました。今年は生産工程に工夫を行い、非常に個性的で飲みごたえのあるお茶が出来ました。

 

人の手が全くかかってない自然のお茶

劉家古樹生茶は、私が親しくお付き合いしている、お茶の加工業者である劉氏が自ら所有する茶園(標高2100m前後)から作られたお茶です。彼が所有する茶園は、自然栽培と言うよりも、自然の中に放置された茶園であり、雲南省の現地ではこのような茶園のことを野放茶園と呼びます。農薬・肥料は勿論、年間通して人の手が一切手かけられてないため、劉氏の茶園は「茶園」という言葉で表すのは限りなく不適切で、「山」、「藪」と形容するのがピッタリの茶園です。人の手が全くかかってないため、お茶の木は無駄が無く、極めてゆっくりと成長しており、ミネラルやポリフェノールを豊富に含みます。この為、お茶は味がスッキリとして、芯のあるしっかりとした味香りが感じられます。劉家の茶園の様子を詳しく理解していただくために、茶園を動画撮影しましたのでご覧ください。劉家古樹生茶に興味がない人でも、雲南省の本格自然栽培茶園を理解していただく上で、是非見ていただきたい動画です。

長時間萎凋により甘い香りを引き出しました!

劉家古樹生茶を作るに辺り、今年から萎凋を12時間以上行うようにしました。萎凋を長時間行うと、お茶に含まれる酵素によって茶葉が微発酵し、花〜フルーツのような甘い香りが形成されます。長時間萎凋をしたお茶は、また、熟成したときに一般のお茶よりも早く甘い熟成香を形成します。おそらくこのお茶は数年置くだけで、甘いフルーツの香りを楽しむことが出来るでしょう。餅茶で購入された場合、是非暫く保管し、熟成香を引き出してみてください。

2018年は雨が少ない年だったこともあり、非常に良い品質のお茶が出来ました。入荷量があまり多くないため、興味のあるお客様は早めにご注文ください。

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