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【動画】これで完璧!烏龍茶のおいしい入れ方
- [2019.10.29] Written By 北城 彰(Akira Hojo)
烏龍茶をプロが淹れる(入れる)ように美味しくいれる方法を説明します。
烏龍茶(ウーロン茶)の入れ方ー急須(茶壺)動画
烏龍茶(ウーロン茶)を美味しく入れるには温度が肝心
烏龍茶を美味しくいれるためのポイントは1つ、「とにかく高い温度でいれる事」です。」これには2つの理由があります。
烏龍茶(ウーロン茶)の香り成分は、温度が高いほど抽出されやすい
緑茶や白茶、プアール生茶のように非発酵または殆ど発酵してないお茶は成分が水溶性であるため、温度が低くても簡単に抽出できます。それに対し、烏龍茶のように半発酵のお茶の成分は低い温度では抽出されにくく、香りや味をしっかりと引き出すためには高温で抽出する事が重要です。
熱をかけることで、統一感のある香りとキレのある味を引き出す
海苔やスルメなど、軽く焙ることで、鮮度が戻り、味も香りも良くなりますが、お茶に関しても同じで、最初に高い温度で熱を加えることで、香りを高め、統一感があり、キレのある味を引き出すことが出来ます。高温で加熱したお茶とそうでないお茶では、1煎目だけでなく、2煎目以降も味香りに違いが生じます。
実践!烏龍茶(ウーロン茶)の入れ方

使用する水
水は塩素を除去し、しっかりと沸騰した水を利用してください。沸騰が足らないと、味が水っぽくなります。水には重炭酸カルシウムが含まれておりますが沸騰することで炭酸カルシウムに変化し、それがお茶をいれたときの甘さに寄与します。
美味しく入れるのにやかんの材質は重要
湯を沸かす道具は、ステンレス製のやかん、ステンレス製のポット、或いは、タイガーや象印等の電気ポットがお勧めです。アルミや真鍮製のやかんは味を壊してしまうため避けてください。
急須の材質
急須はお茶の味を良くする物もあれば、味を悪くする素材もあります。実際に色々な急須をテストすると、半数以上の急須は味に対して悪影響を与えます。この状況は磁器でも陶器でもガラスでも同じです。残念ながら何に気をつければ味の良い素材が選べるかというヒントはなく、実際にお茶や水を通してみて味がどう変化するのか確認する必要があります。特に素材にマグネシウム、銅、亜鉛などが多く含まれている場合、それが味に対してマイナスの影響を与えます。折角の余韻が長いお茶も、茶器の選択を誤ると、フラットな味わいになり、香りも十分に感じる事が出来なくなるため、茶器の選択は慎重に行う必要があります。
HOJOでは味に着目した素材選びをしております。価格的に手軽でお勧めなのは、台湾三希製の磁器になります。
https://hojotea.com/categ/teaware.htm
茶葉の量の決め方
茶葉の量は急須の大きさに合わせるのではなく、お茶を飲む人数、つまり、合計どの程度の量をいれたいかに基づいて決めてください。通常、目安として3gで1リットル、5gで1.5リットルのお茶がはいります。急須の容積に対する茶葉の量に基づき、いれる時間を調節してください。例えば、5gの茶葉を使用するときは蒸らす時間を短めに、同じサイズの急須で2.5gのお茶をいれるなら蒸らす時間は倍にするのが基本法則です。
※HOJOでも急須の大きさで茶葉の量をご提案しておりましたが、近年では淹れる総量でご提案をしています。
茶器の予熱
茶器に沸騰水を注ぎ入れ、10秒間予熱してください。10秒以下だと予熱不足、10秒以上放置すると温度が徐々に下がっていきます。例えば、300ml位の大きめの急須で1人分100mlだけいれる場合も、予熱するときは急須一杯までお湯を注ぎ入れてください。
茶葉の予熱 重要!
茶器に加え、茶葉も予熱する必要があります。理想的は、沸騰している熱湯で2回の予熱です。1回目は10秒、2回目は5秒が理想的です。茶葉を予熱せずにお茶をいれた場合、実際のお湯の温度は80℃以下まで下がってしまい、その結果、烏龍茶本来の香りを引き出すことが出来ません。
お茶をいれるのは短めでOK
2回予熱することで、茶葉が開き、お茶の味香りが出やすくなります。この為、お茶をいれる際は長く蒸らす必要はありません。100〜150mlの茶器の場合、10秒程度、200〜300mlの場合、15〜20秒程度で十分に味香りが出ます。また、2煎目以降は湯をいれてから数秒程度で十分に味香りを引き出すことが出来ます。しっかり予熱をすることで、お茶をいれる時間を短くすることが出来るため、結果的に茶葉の熱劣化をおさえることが出来、香りを何煎も持続することが出来ます。
お茶をいれたら蓋を取って茶葉を冷やす
お茶をいれ終わったら、最後の一滴までお湯を注ぎだし、蓋を外し、茶葉を冷却してください。冷やすことで、香りの鮮度が持続します。
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