マレーシアで5年熟成したミャンマー果敢産のプーアル熟茶を発売

[2022.08.16] Written By

マレーシアで5年間熟成した果敢古樹熟茶2016年を発売しました。
果敢は中国雲南省のお隣、ミャンマーの地域の名称であり、非常に稀少なお茶です。
https://hojotea.com/item/d88.htm

雲南省と国境を面するミャンマーの村で作られたお茶

果敢は、雲南省と国境を接するコウカン(果敢)地区の村で収穫・加工されたプーアル生茶を原料に作られたプーアル熟茶です。

コウカン地区は中国から移民した華人(コウカン族)によって構成される村であり、多くの人が中国語を話すことが出来ます。

言葉の壁が無いために、南傘という町を通じて、雲南省との往来や交易が盛んに行われており、プーアル茶ついても、雲南省の茶師が技術指導するなどして地場産業として根付いております。

果敢のお茶は、アルカリ土壌ゆえにフルボディの非常にふくよかな味がします。この突出した個性ゆえ、果敢産のお茶は、臨滄地区おける有名産地である馬鞍山、忙肺、氷島、昔帰等と並び、とても人気のあるお茶です。

HOJOの果敢古樹熟茶2016についても非常にふくよかで、強い個性が感じられるお茶です。

尚、2015年より果敢地域はミャンマーの政府軍との間で内戦状態に入っており、現在は、中国側からの入国が出来ない状況です。

HOJOのマレーシア法人の倉庫で5年間熟成

これまでも同銘柄のお茶を販売しておりましたが、今回発売したお茶は、HOJOマレーシアの倉庫にて5年間、無酸素にて保存することで熟成を行ったお茶です。

マレーシアは赤道に近い為、年間の平均気温が30℃近く、お茶を熟成するには理想的な環境です。

お茶の熟成速度は環境温度に比例するため、日本で同じ条件で保存した場合と比較すると、2.5〜3倍の速度で熟成が進むと感じております。

熟成により陳年茶の個性を形成

高い温度下での長期熟成をした結果、お茶を口にいれたときのきめ細かさが増しました。
長期熟成されたビンテージのウイスキーやワインと同じく、口の中で滑るような、滑らかさがあり、また、新しいお茶には無い甘さを呈します。
お茶を飲んだ後に、口の中に残る甘味が心地良く、香りも熟成によりより甘く変化し、美味しさが増したように感じます。

尚、無酸素で長期熟成しておりますので、開封後、数日おいてから飲まれた方が、味香り共により華やかに変化します。

果敢古樹熟茶2016のお買い物はこちらから

袋小(固まりを小分けして袋詰め):50g / 価格 1,296円(税込み)
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餅茶1個:357g / 価格 8,748円(税込み)

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お値打ちパック:1071g(餅茶357gを3個) / 価格20,952円(税込み)

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