2024年産の古樹白茶を発売: 雲南省にて生産監修することで品質向上

[2024.07.31] Written By

2024年産の古樹白茶を発売しました。
今年は、私たちが自ら現地に滞在し、茶葉の選定から生産に至るまで現場で監修したことで、自信のある仕上がりになっております。
https://hojotea.com/item/w25.htm

標高2000m+の無農薬無肥料の老木茶園産

原料は、雲南省臨滄市南西部の山村の樹齢数百年の無農薬無肥料、標高2000-2200mの自然栽培のお茶を使っております。
お茶の原料の品質は、お茶がどのような環境でどう栽培されたかによって大きく影響を受けます。高い標高、高い樹齢、無肥料の3条件が揃うと、産地に関係なく、お茶は素晴らしい品質になり、余韻が長く、濃い後味を呈します。古樹白茶の原料は、これら3条件が理想的なまでに揃っており、原料については申し分のない質です。製茶工程がシンプルな白茶だけに、原料の質が、飲んだときの感動の有無に大きく寄与します。


現地の生産者元で生産管理

白茶の生産をする上で、重要なポイントは原料を選ぶことです。まず、原料茶葉のサイズが大きすぎた場合、茎が太くなるため、その部分の水分がなかなか抜けず蒸れ臭発生の原因となります。従って、お茶が入荷した時点で、白茶用にする原料を選ぶなど、製茶前の原料の選別を厳しく行いました。

白茶の場合、萎凋を3日間行います。ただ、この間に雨が降ってしまうと、萎凋が思うように進まなくなります。従って、雨が降ったときは送風を行うなどの対策が必要になります。送風対策で質が向上するロットもありますが、あまり雨が続いてしまうとどうしても良い品質には仕上がりません。そのようなロットは現地にて分類し、仕上がりの良いロットだけを仕入れるようにしております。

 

現地で全てのロットを評価し何百とあるロットを全て分類しました。
細かく話し始めたらキリが無いのですが、結論として、今年は白茶の生産の最初から最後まで、私たち自身が現地に滞在して生産を管理しました。その甲斐あり、非常に満足のいく品質が出来上がったと感じております。既に、2024年の新茶を販売しておりますので、ぜひお試しください。

水出しが非常に美味しい白茶

今の季節、白茶を特に美味しく飲む方法はなんと言っても水出しです。1Lに対して、3g〜5gの茶葉を半日〜一晩冷蔵庫で水出しにしてみてください。冷蔵庫に入れておけば数日は持ちます。冷たい白茶は非常に美味しく、私の家でもとても人気です。水出し茶の詳しいいれかたは以下のコラムを参考にしてください。

https://hojotea.com/jp/posts-1120/
https://hojotea.com/jp/posts-1191/

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袋入り:   50g / 価格 1,836円(税込み)

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