ミャンマー内戦の激化に伴い雲南省との国境地帯の野生茶が入手不可に

[2015.05.08] Written By


昨年発売したプーアル生茶の1つにに緬境野生茶というお茶があります。このお茶はミャンマーと雲南省臨滄との国境地帯に自生する野生のお茶です。緬境野生茶は他のお茶と比べると生育が極めて遅く、今週(5月上旬)が収穫のピークとの報告を受けておりました。

昨年よりも更に良い品質を提供すべく手配

今年は、昨年よりも更に品質を向上すべく、先月雲南省に滞在していた際、生産者と茶摘み条件・生産管理について詳細な打ち合わせを行いました。今年は値段がやや下がったことから、その分品質をアップグレードする予定で、お茶摘みのタイミング、お茶摘みの規準、殺青の深さ、乾燥方法等、私が希望する各種規準を生産者と話し合いをし、準備は万全の状態でした。

ミャンマーとの国境違いに自生するプーアル茶

ミャンマーと中国の国境地帯の農家

内戦激化によりお茶の入手が困難に

ところが、昨日、非常に悲しいニュースが入りました。緬境野生茶が生育している地域は、雲南省側なのですが、ミャンマーにおける内戦が非常に激化したことから、戦闘が非常に激しく、お茶が自生している地域は、ランボー4の映画さながらの状況だそうです。野生茶が自生している地域の村人も政府からの避難勧告により強制的に避難させられており、もやはお茶摘みどころではないそうです。

雲南省とミャンマーの国境地帯の山野(2013年、当時現地が平和なときに撮影)

緬境野生茶については非常に強い期待を寄せていただけに、私は非常に悲しく、残念でなりません。来年、戦闘状態が沈静化してお茶が収穫できるようになったら、多めに仕入れたいと考えております。

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