メンソール香を伴う華やかな香りの自然栽培紅茶、高山紫紅茶2021が入荷

[2022.03.11] Written By

高山紫紅茶2021を発売しました。
高山紫紅茶はHOJOの紅茶の中でも特に人気のあるお茶です。
暫く品切れが続いていたため、多くのお客様から入荷予定についてお問い合わせをいただいておりました。

特注で作られた現地でも入手困難な紅茶

高山紫紅茶は現地で紫茶と呼ばれる種類のお茶から作られた紅茶です。
紫茶は臨滄市南西部の高山地帯に普遍的に見られるお茶です。実際には低地にもあるのかもしれませんが、私の経験上では1800m以下の地域では見た事がありません。
紫茶は独特の香りと、膨らみのあるフルボディの骨格ゆえに、このお茶を非常に好む人がおり、現地では伝統的にプーアル生茶に加工されております。
従って、紫茶が紅茶に加工されることは非常に希であり、仮に現地を訪れたとしても入手はほぼ不可能です。
HOJOでは何時もお付き合いしている紅茶の生産者に、特別注文を出すことで、紫茶から紅茶を生産しております。

老木、高山、無肥料が美味しいお茶の3条件

産地は雲南省臨滄の南西部、標高は2100m付近、無農薬無肥料の老木から作られた自然栽培茶を利用しております。
私達は常々余韻が長く、味の奥行きが深い高品質な茶葉原料はを求めておりますが、このようなお茶を見つけるためには時間をかけてゆっくりと成長する事が必須条件です。

高い標高は昼夜の寒暖差が激しく、夜の気温が低いことでお茶がゆっくりと成長します。
また、無肥料の場合、お茶は木の樹齢が増すごとに成長がゆっくりになります。
高い標高、高樹齢、無肥料の3条件が揃うことで、余韻が極めて長く、身体に染み入るような深い味わいを呈します。
高山紫茶のレベルの後味の濃さは、他の産地であれば、非常に高値で取引されるのですが、雲南省産と言うことで、手頃な価格で販売することが出来、ある意味極めてコスパの高いお茶と言えます。

2021年産はメンソール香を伴う華やかな甘い香り

2021年産の高山紫紅茶は、マレーシアを経由して日本に入れました。
春にマレーシアに輸送後、半年間、無酸素で熟成をしたことで、香りが非常に華やかになりました。


ウバ香に代表されるメンソールのような香りと、蜜の香り、紫茶独特の紫蘇っぽい香りが相まって、非常に香り高いお茶です。
ストレートでも、ミルクティでも、或いは冷やしてアイスティとしても楽しんでいただけるお茶です。

高山紫紅茶のお買い物はこちらから

袋小:   20g / 価格756円(税込み)
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缶入り:   50g / 価格1620(税込み)
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袋大 :   150g / 価格4,644円(税込み)
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お値打ちパック : 600g(袋大150gを4袋) / 価格15,552円(税込み)
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