日本の茶器

[2011.08.23]
縄文土器から学ぶ朱泥急須のルーツ

縄文土器でお茶を飲んだらどんな味になるのか?その答えを解明するために実験をしました。 まず、実験方法について説明してみたいと思います。   良い土は水やお茶の味をまろやかにする 良い土の茶器でお茶を淹れると、お …

[2011.07.03]
マレーシアの全国紙 “Star Newspaper”に掲載して貰いました。

先日、マレーシアの全国紙「Star Newspaper」でHOJOの特集をしてくれました。 Starはマレーシアで最も購読数の多い新聞で、マレーシアのメディアでは最も影響力の大きな新聞です。 新聞の内容は、茶器によりお茶 …

[2011.02.22]
緑茶との相性が良い佐渡無名異土の還元焼急須 入荷

佐渡相川の文平窯 清水謙氏から新しい作品が到着しました。 今回入荷した作品には、酸化焼成した急須を蒸し焼きにより還元焼成した作品も含まれておりました。 海外の市場では黒の急須がとても人気があること、更に、還元焼成すること …

[2010.11.24]
舘正規氏によるチョコレート色の土

舘正規さんの工房へ行ってきました。舘正規さんは、萬古焼の伝統工芸師で四日市市の無形文化財に指定されている急須作家です。 舘さんの専門は萬古焼きの紫泥急須ですが、私の会社では特注で信楽粗土の素焼き急須を作っていただいており …

[2010.08.24]
燕 槌起銅器

新潟燕市の伝統工芸に槌起銅器という工芸品があります。 銅を打つことで、形を作る技法で、茶筒や茶托が有名ですが、私の会社では急須に注目しております。 前のブログでも説明したことがありますが、銅は水もお茶も美味しくしません。 …

[2010.02.04]
茶器の組み合わせがお茶を駄目にしておりませんか?

急須はそれを構成する土(ミネラル)により、お茶(水)の味を変えるという話を何度もしておりますが、 実際にお茶を飲む場合、複数の材質を茶器を無意識に組み合わせて使用しておりませんか?   例: やかん→冷まし→急 …

[2010.01.23]
釉薬の種類で変わるお茶の味

天目茶碗という茶碗をご存じですか。 天目とは、中国浙江省の天目山で使用されていた黒い釉薬のかかった茶碗を、お坊さんが日本に持ち帰ったことが由来とされております。 現在でも、天目茶碗は中国、台湾、日本で作られており、青磁な …

[2010.01.09]
焼成温度と急須の性能の関係

茶器の材料は土ですが、土の原料は、岩石です。岩石が風化して、土になり、それを再び焼くことで、土の成分をガラス化し、急須と言う名の岩石へと再加工するわけです。 実は、岩石も火山により形成されます。火山が窯だと思えば、岩石は …

[2010.01.07]
鈴木盛久作の砂鉄瓶3種

南部鉄瓶の老舗の鈴木盛久から特注の鉄瓶が届きました。 これらは、海外のお客様から注文があった物で、砂鉄にて制作して頂きました。 砂鉄の場合、炭素の含有量が低くそれ故に、構造がより緻密です。緻密ゆえに、叩くと、チーーーンと …

[2009.12.31]
鉄粒子の形が土の質を決める

土の焼き具合は、土の表面積を左右するとこれまで説明してきましたが、もう一点重要な要素があります。 重要なのは鉄(鉄鉱石)を含む粒子が解けずに残っていることです。 天然に存在する鉄は鉄鉱石ですが、朱泥のような土に含まれる鉄 …

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渡辺陶三作:秋津無名異、野坂粗土急須他入荷
佐渡島の無名異焼作家、渡辺陶三氏の茶器が多種類入荷しました。 今回は、特に、秋津無名異酸化焼成と野坂炭化還元の急須・茶壺が多数入荷しました。 https://hojotea.com/categ/teaware.htm 秋 …
長期熟成をした緬境野生茶2014年産を再発売
緬境野生茶 2014(生茶)マレーシア熟成 緬境野生茶 2014は、マレーシアと日本で長期保存をしており、しっかりと熟成が進んだお茶です。 このお茶は数ヶ月間、有酸素で雲南省で保存し、その後無酸素にて追加熟成をしておりま …

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