ミルクティやカカオを連想する甘い香り、甜香 白毫銀針を発売

[2020.10.13] Written By

甜香 白毫銀針を発売しました。甜香とは甘い香りという意味です。この商品は白茶でありながら紅茶のような仄かな甘い香りのがするお茶です。

紅茶と白茶の中間的なお茶

白毫銀針は芽のみから作られる白茶です。萎凋を2日ほど行うことで、ゆっくりと水分を減らしつつ、酵素による微発酵を行います。最終的に、水分が20%以下になると、自然と発酵は止まります。
2018年、白毫銀針を特注で作った際、萎凋1日目までは天気が非常に良かったのですが、萎凋2日目から天気が崩れ、空気の湿度が上がったため、お茶の水分がなかなか下がらず、白毫銀針の標準的な萎凋よりも萎凋時間が長くなりました。最終的に乾燥することで発酵を止めたのですが、これに伴い、標準的な白毫銀針よりも発酵が進みました。一般的な白茶よりも発酵が進んだ結果、茶葉は部分的に紅茶の様に褐色化し、香りについても紅茶に近い個性を有するお茶が出来ました。


ミルクティやカカオのような甘い香り

より甘い香りを高める為、入荷して直ぐに販売するのではなく、2年間無酸素で保存することで熟成を行いました。熟成を行ったことで、甜香の名前のとおり、ミルクティのような、また、仄かにカカオのような甘い香りが形成されました。
本商品のお茶は、雲南省臨滄の南西部、標高2100mに位置する自然栽培の老木から収穫しました。ミネラルを豊富に含むことから、お茶の後味がしっかりと感じられ、飲み終わった後に、甘い香りの余韻が長く続きます。
また、芽のみから作られたお茶と言うこともあり、クリーミーな軟らかい味わいのお茶です。

在庫限りの特別価格で販売

白毫銀針の原料は1本の芽のみです。中国では単芽と呼ばれ、非常に高価な原料です。高価な理由は、お茶摘みに大変時間がかかるためです。ベテランが1日お茶摘みをしたとしても、1人が摘める量は400g/日程度です。生のお茶400gを製茶した場合、水分が抜けることで、最終的な重量は100g程度になります。つまり、100gのお茶には一人の人件費が丸々かかっております。本来であれば、白毫銀針として(2400円/40g)販売する予定でしたが、上記説明の通り、意図せず、一風変わった個性のお茶に仕上がったため、特別価格で販売することにしました。

現在在庫にある数量のみの限定販売であり、今後リピートすることがないお茶です。本来、高額な白毫銀針がお求めやすい値段設定となっておりますゆえ、普段飲み用に検討されては如何でしょうか?

買い物は此方から

50g(袋) / 価格 1,404円(税込み)
クリックして買い物カゴへ

100g (50g x 2袋)/ 価格 2,700円(税込み)
クリックして買い物カゴへ

200g (50g x 4袋)/ 価格 5,184円(税込み)
クリックして買い物カゴへ

お値打ちパック: 600g (50g x 12袋) / 価格 12,960円(税込み)
クリックして買い物カゴへ

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

この記事に関連するHOJO Teaの商品


関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

火地古樹生茶 2022を発売
火地古樹生茶 2022を発売しました。 数年間の熟成を経て、爽やかで透明感のある甘い香りが際立つお茶です。 高山の自然栽培茶園産 火地は私達がお付き合いしている農家が保有する、臨滄市南西部に位置する永德県の標高2100m …
東山生茶 2024の散茶を発売
東山生茶 2024の散茶を発売しました。実は、東山の散茶を販売するのは今回が初めてです。 https://hojotea.com/item/d63.htm 雲南省臨滄市鎮康県の高山地帯で収穫された老樹茶 東山生茶2024 …

最新の記事 NEW ARTICLES

火地古樹生茶 2022を発売
火地古樹生茶 2022を発売しました。 数年間の熟成を経て、爽やかで透明感のある甘い香りが際立つお茶です。 高山の自然栽培茶園産 火地は私達がお付き合いしている農家が保有する、臨滄市南西部に位置する永德県の標高2100m …
東山生茶 2024の散茶を発売
東山生茶 2024の散茶を発売しました。実は、東山の散茶を販売するのは今回が初めてです。 https://hojotea.com/item/d63.htm 雲南省臨滄市鎮康県の高山地帯で収穫された老樹茶 東山生茶2024 …
なぜお茶は渋いのか?渋味の原因と仕組みを紐解く
お茶には渋味を全く感じないものもあれば、非常に強い渋味を持つものもあります。では、この渋味の原因は何なのでしょうか?ここでは、渋味の原因とそのメカニズムについて解説します。 渋味の原因 渋味は、お茶の成分が口腔内のタンパ …
鳳凰単叢老欉蜜蘭香 2023を発売
鳳凰単叢老欉蜜蘭香2023を発売しました。 https://hojotea.com/item/houou.htm 鳳凰単叢は広東省潮州市を代表する烏龍茶で、老欉は樹齢の高い茶樹から収穫された茶葉を使ったお茶を指します。 …
湯を沸かす熱源によって変わるお茶の味香り
お茶を淹れる際に使うお湯ですが、やかんの材質によってお湯の味が変わることはよく知られておりますが、実は、やかんの材質以外に、湯を沸かす熱源の種類によっても味が大きく変化することをご存じでしょうか? 同じヤカンでも、熱源に …
棠梨山古樹熟茶2023を発売
棠梨山古樹熟茶2023年(とくりさん)を発売しました。 https://hojotea.com/item/d155.htm 棠梨山は中国語でTan Li Shanと発音し、永徳県の中心地である徳党鎮の北側斜面に位置する山 …
東山生茶・白毫銀針・茉莉銀針の3種類のお茶を発売
東山生茶2023、白毫銀針、茉莉銀針の3種類のお茶を発売しました。 東山生茶2023 https://hojotea.com/item/d63.htm 東山生茶2023を発売しました。東山生茶は当店でも非常に人気の高いお …
大雪山野生茶(生茶)2023年・2024年産 同時発売
大雪山野生生茶の2023年産と2024年産を発売しました。 2023年産については、マレーシアの倉庫で1年間熟成しております。 https://hojotea.com/item/d27.htm   雲南省でも入 …
佐渡無名異焼作家の渡辺陶三作:野坂粗土還元急須が入荷
野坂粗土還元焼成の茶器を発売しました。 今回入荷したモデルは、茶壺(後手急須)、フリーカップ、マグカップの3点です。 https://hojotea.com/item/tozo_nosaka_reduction.htm …
佐渡島の渡辺陶三製作:野坂粗土酸化焼成の茶器が入荷
佐渡島の陶芸家、渡辺陶三氏による「野坂粗土酸化焼成」の茶器を発売いたしました。 https://hojotea.com/item/tozo_nosaka.htm   野坂は佐渡島の沢根にある地区名で、相川金山に …

PAGETOP