宮廷滇紅、待望の再入荷!紅茶とプーアル熟茶の魅力が凝縮された一杯

[2023.04.03] Written By

新しくなった「宮廷滇紅」が入荷しました。このお茶は、プーアル熟茶の宮廷金毫と、雲南紅茶をブレンドすることで、豊かで多層的な香りが楽しめます。

なお、雲南紅茶は生産地である雲南省を表す漢字「滇」と、紅茶を表す「紅」の合わせて「滇紅」と呼ばれることがあります。雲南省が紅茶の主要産地であることから、この名称が広く使われるようになりました。

非常に相性が良いプーアル熟茶と紅茶のブレンド

紅茶とプーアル熟茶は相性が良く、お互いの良い点が融合します。紅茶はミドルノートと呼ばれる中間的な香りが特徴的であり、一方、プーアル熟茶は後発酵茶で、どっしりとしたベースノートが特徴です。この2つのお茶をブレンドすることで、ベースノートとミドルノートが調和し、単一のお茶では得られない幅広い香りが楽しめます。

宮廷滇紅はストレートでも美味しいお茶ですが、ミルクティにしても非常に美味しく、焼酎などのアルコール類と割っても美味しく飲めるお茶です。

ミニトウチャに加工する事による3つのメリット

宮廷滇紅は、HOJOのオリジナル商品で、プーアル熟茶の宮廷金毫と雲南紅茶をブレンドしています。このお茶は、私がふと思いついたアイデアから生まれ、プーアル熟茶の生産者を説得し、特注で作ってもらったものです。

ただブレンドするだけでなく、ミニトウチャに加工する理由は3つあります。まず、プーアル熟茶と紅茶をブレンドすると、それぞれの茶葉の形状とサイズが異なるため、均一にブレンドすることができません。ミニトウチャに加工することで、茶葉のサイズを揃え、均一なブレンドを実現しています。

宮廷滇紅は長期間熟成することで、より濃厚な香りが引き出され、より一層華やかな味わいを楽しめます。茶葉をミニトウチャに加工することで、茶葉同士の距離が近くなり、熟成が促進される特性があります。

さらに、宮廷滇紅は持ち運びにも便利です。ミニトウチャには、一つ一つが紙にくるまれているため、外出するときにも持ち運びやすいお茶となっています。

品質の向上と原価の抑制を両立した宮廷滇紅の誕生

現在、円安に加え、お茶の原材料価格が上昇しているため、本来であれば以前の販売価格よりも原価が30%以上上がるはずでした。しかし、今回、紅茶の仕入れ先を変更し、品質を向上させながら、原価を抑えることに成功したため、価格を据え置いて販売することができました。

以前に宮廷滇紅を製造する際には、プーアル熟茶の生産者が作っている紅茶を使用するように要求されました。生産者は、自社の紅茶を使わなければならないと主張したためです。

しかし、今回は、熟茶の会社との付き合いが10年以上に及んでおり、ほぼ友人の関係にあったため、紅茶の仕入れを自社で独自にすることにOKして貰いました。

HOJOの雲南功夫紅茶を原料に使用し、宮廷滇紅を製造しました。以前使用していた紅茶も悪くなかったのですが、仕入れ原価が非常に高かったというデメリットがありました。また、雲南功夫紅茶は標高2100mの非常に高い標高の茶園の老茶樹から収穫された茶葉から生産されたお茶で、品質が非常に良いため、今回発売される宮廷滇紅は前回のロットよりも品質が向上しました。

お買い物はこちらから

袋小 :   50g / 価格 1,728円(税込み)
クリックして買い物カゴへ

缶入り:   100g / 価格 3,240円(税込み)
クリックして買い物カゴへ

袋 :   200g (100gを2個) / 価格6,264円(税込み)
クリックして買い物カゴへ

お値打ちパック : 600g(袋100gを6袋) / 価格15,552円(税込み)
クリックして買い物カゴへ

日本茶(緑茶)、中国紅茶、白茶、プーアル熟茶、プーアル生茶、ジャスミン茶、烏龍茶という厳選された茶葉7種のお試しセット

関連記事 RELATED ARTICLES

お茶に関する最新情報を確実にキャッチするには? SOCIAL NETWORK

1,Twitterをフォローする。2,FaceBookで「いいね!」を押す。3,メールマガジンに登録する。という3つの方法で、お茶に関する最新情報をキャッチすることができます。今すぐ下のツイッターフォローボタンや「いいね!」をクリック!

メールマガジン登録で無料サンプルをもらおう!
メールマガジンにご登録いただくと無料のサンプル茶葉のプレゼントや希少商品の先行購入など様々な特典がございます。ソーシャルメディアの購読だけでなく、メールマガジンへのご登録もお忘れなく!

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

長期熟成をした緬境野生茶2014年産を再発売
緬境野生茶 2014(生茶)マレーシア熟成 緬境野生茶 2014は、マレーシアと日本で長期保存をしており、しっかりと熟成が進んだお茶です。 このお茶は数ヶ月間、有酸素で雲南省で保存し、その後無酸素にて追加熟成をしておりま …
自社開発した新製法にて自分たちで仕上げた野生紅を発売
野生紅のロットが2024年産に切り替わりました。 通常であれば特にお知らせすることはありませんが、今回の切り替えには大きな意味があります。 2024年産の野生紅から、私たちが開発した新しい製法を用い、私たち自身の手で作っ …

最新の記事 NEW ARTICLES

長期熟成をした緬境野生茶2014年産を再発売
緬境野生茶 2014(生茶)マレーシア熟成 緬境野生茶 2014は、マレーシアと日本で長期保存をしており、しっかりと熟成が進んだお茶です。 このお茶は数ヶ月間、有酸素で雲南省で保存し、その後無酸素にて追加熟成をしておりま …
自社開発した新製法にて自分たちで仕上げた野生紅を発売
野生紅のロットが2024年産に切り替わりました。 通常であれば特にお知らせすることはありませんが、今回の切り替えには大きな意味があります。 2024年産の野生紅から、私たちが開発した新しい製法を用い、私たち自身の手で作っ …
ミャンマー国境隣接地域産 鎮康古樹熟茶2022 発売
鎮康古樹熟茶2023を発売しました。 普段飲みに適した価格帯のお茶を目指し、非常に僻地の産地から茶葉を仕入れています。 https://hojotea.com/item/d154.htm ミャンマーとの国境を接する鎮康県 …
祁門紅茶の再入荷
暫く品切れになっていた祁門紅茶が入荷しました。 https://hojotea.com/item/b01.htm 祁門紅茶工場産の祁門紅茶 祁門紅茶は安徽省祁門県産の紅茶で、世界的にも知られる銘茶のひとつです。祁門県には …
フルボディの高級熟茶、忙肺古樹熟茶2023 200g餅茶を発売
忙肺古樹熟茶2023を発売しました。当店の熟茶の中でもトップレベルの非常に高品質な熟茶です。 臨滄市永徳県を代表するプアール茶の名産地 忙肺(Mang Fei)は、漢字の意味だけを見ると奇妙な地名ですが、もともと当地の少 …
火地古樹生茶 2022を発売
火地古樹生茶 2022を発売しました。 数年間の熟成を経て、爽やかで透明感のある甘い香りが際立つお茶です。 高山の自然栽培茶園産 火地は私達がお付き合いしている農家が保有する、臨滄市南西部に位置する永德県の標高2100m …
東山生茶 2024の散茶を発売
東山生茶 2024の散茶を発売しました。実は、東山の散茶を販売するのは今回が初めてです。 https://hojotea.com/item/d63.htm 雲南省臨滄市鎮康県の高山地帯で収穫された老樹茶 東山生茶2024 …
なぜお茶は渋いのか?渋味の原因と仕組みを紐解く
お茶には渋味を全く感じないものもあれば、非常に強い渋味を持つものもあります。では、この渋味の原因は何なのでしょうか?ここでは、渋味の原因とそのメカニズムについて解説します。 渋味の原因 渋味は、お茶の成分が口腔内のタンパ …
鳳凰単叢老欉蜜蘭香 2023を発売
鳳凰単叢老欉蜜蘭香2023を発売しました。 https://hojotea.com/item/houou.htm 鳳凰単叢は広東省潮州市を代表する烏龍茶で、老欉は樹齢の高い茶樹から収穫された茶葉を使ったお茶を指します。 …
湯を沸かす熱源によって変わるお茶の味香り
お茶を淹れる際に使うお湯ですが、やかんの材質によってお湯の味が変わることはよく知られておりますが、実は、やかんの材質以外に、湯を沸かす熱源の種類によっても味が大きく変化することをご存じでしょうか? 同じヤカンでも、熱源に …

PAGETOP