茶器・急須

[2012.08.08]
急須の茶漉しの穴へのこだわり

茶漉しですが、私は胴に直接穴を開ける方法を好みます。 こうすることで、湯を最後の一滴まで出し切ることが出来るからです。 ただ、穴の開け方は人により異なり、またそれに対する考え方も異なるため、どういう開け方をするのがよいか …

[2012.08.07]
持ちやすく、お茶の流れの良い茶器

佐渡の急須が沢山入荷してきました。 今回は渡辺陶三氏と清水謙氏の作品の両方を受け取りました。 https://hojotea.com/item/shimizu_nosaka.htm https://hojotea.com …

[2012.03.30]
日本の紫泥と宜興の紫泥、言葉は同じでも全く異なる意味

萬古焼は朱泥を還元することで紫色に発色させている 私が取り扱っている急須・湯飲みの1つに三重県四日市市産の萬古急須があります。 萬古焼というと紫泥焼と一般に呼ばれておりますが、正確には紫泥ではありません。萬古の土は、あえ …

[2012.02.20]
良い茶器をプロデュースするための土探し

優れた土の焼き物を紹介しようと思った場合、各作家が伝統的に使っている土に頼るだけでは限界があると感じております。 日本の場合、素材と味の関係はさほど重視されておりません。どちらかというと見た目重視の作陶が中心です。 この …

[2012.02.04]
急須用の良質の土に自生する植物は、土と同じくミネラルが豊富

昨年佐渡島に出張した際に、野坂の原土がある場所、野坂地域を訪れました。 野坂は相川金山の隣に位置しており、その地域の多くが良質の朱泥で形成されております。 私が販売している野坂土の急須を体験された方には良く分かると思いま …

[2012.01.04]
食品やお茶の味を変える縄文人御用達の石

私の家の周りには縄文遺跡が沢山出土します。縄文人というと、原始的な人たちを想像するかも知れませんが、縄文時代と言えば中国は漢の時代でした。史記にでてくる時代であり、とうぜん縄文人も現代の私達と同じレベルの知能をゆうしてい …

[2011.12.19]
伝統工芸師、舘正規氏の萬古焼手作り湯飲み

四日市市指定無形文化財であり、伝統工芸師の舘正規氏の茶器が入荷しました。 https://hojotea.com/item/banko.htm 今回入荷分の殆どは湯飲みです。 萬古の土は、天然朱泥を2種類ほどブレンドし、 …

[2011.12.12]
鉄の摂りすぎが引き起こす味覚障害

ここ数ヶ月間、私はこれまでのような正確なテイスティングが出来なくなってしまいました。高品質のお茶を飲んでもあまり美味しいと感じないのです。いぜんは乾燥茶葉の香りを嗅いだだけで簡単にお茶の品質が判断できたのですが、しっかり …

[2011.12.06]
岐阜で朱泥の探索

先日、岐阜に朱泥を探しに行ってきました。 岐阜と言えば、美濃焼や瀬戸焼の原料が出土する場所でもあります。 美濃焼の1つの志野焼や瀬戸焼の黄瀬戸などは、美しく発色をするために特徴的な釉薬が用いられます。 ただ、これらの地域 …

[2011.11.21]
常滑作家 前川淳蔵氏

常滑の急須産地を訪ねました。 常滑の凄いところは、作家の層が厚いことです。 年配でベテランの作家だけでなく、若い人が多く育っております。 他産地と異なり、常滑の場合、急須流通のための仕組みが地域で作り上げられているため、 …

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火地古樹生茶 2022を発売
火地古樹生茶 2022を発売しました。 数年間の熟成を経て、爽やかで透明感のある甘い香りが際立つお茶です。 高山の自然栽培茶園産 火地は私達がお付き合いしている農家が保有する、臨滄市南西部に位置する永德県の標高2100m …
東山生茶 2024の散茶を発売
東山生茶 2024の散茶を発売しました。実は、東山の散茶を販売するのは今回が初めてです。 https://hojotea.com/item/d63.htm 雲南省臨滄市鎮康県の高山地帯で収穫された老樹茶 東山生茶2024 …

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