お茶の品質構成要素

[2010.12.19]
プーアル茶の劣化と熟成は紙一重

多くの場合、プーアル茶原理主義者(他のお茶には目もくれずプーアル茶ばかりを飲む人)はプーアル茶を特別扱いしたがります。彼らが良く主張するのは「保存できるお茶はプーアル茶のみ」という点です。 保存法次第では劣化するプーアル …

[2010.09.08]
果物もお茶も樹齢が古くなると濃くなる味

樹齢と美味しさの関係ですが、他にも色んな例があります。 私の家ではブルーベリーを自家用に栽培しております。樹齢は1~数年です。 栽培していると言っても、数本の木があるだけですが、子供達が喜ぶようにと母が作っております。 …

[2010.09.05]
和紅茶が世界の紅茶を超えるための課題

最近では和紅茶がブームになっております。但し、美味しい紅茶を作ろうと思ったらミネラルが豊富でアミノ酸の少ない原料を用いることが重要です。アミノ酸の豊富な紅茶は、発酵中にアミノ酸と糖が反応し、メイラード反応という褐変反応を …

[2010.03.28]
味の奥行き

下の写真を見てみてください。 Aの写真は、絞りを絞り込みピントの合う範囲を狭くすることで、奥行きを出しております。 それに対し、Bの写真は逆に絞りを開き気味にすることで、後ろの景色も割とはっきりと写っております。 両方の …

[2010.01.23]
香りの感じ方の角度でお茶の品質判定

香りの角度で感じ取れる品質 お茶やワインを初めとする食品の場合、嗅ぐだけで、素材の品質はだいたい分かるものです。 ただ、香りの種類を評価するのではなく、香りの質を評価します。 鼻に抜ける類の香りは質の低いお茶、逆に、良い …

[2010.01.21]
お茶は劣化しても味は変わらない

お茶が劣化すると、味が落ちると一般的に考えられております。 しかしながら、お茶は劣化しても味は落ちません。 お茶の味を決めるのは、茶葉に含まれているミネラルです。 お茶の劣化とは、茶葉の酸化を示しておりますが、酸化により …

[2010.01.12]
ワインとお茶の共通点

先日、ワインの専門店のオーナーから、一緒にワインの試飲をしないかとの誘いを受けました。 私はワインの銘柄には詳しくないのですが、ワインの試飲は基本的にお茶と変わらないので、優劣を見極めることに関しては自信があります。 今 …

[2009.09.16]
プーアル茶を貯蔵すれば品質が上がると言う勘違い

良いお茶とは、フレーバーの余韻が長く味に奥深みがあることが重要条件です。高品質のお茶になるほど、味とフレーバーが強く感じられます。 それは何故かというと、お茶そのものに多くのミネラルが含まれているからです。 ミネラルが豊 …

[2009.09.13]
お茶のテイスティングはワインと同じ

お茶の性質を語る上で私が重要視する感覚としては、アロマ、フレーバー、味がありますが、アロマとフレーバーはお茶の性格を決め、味は品質を決めると思います。 アロマはフレーバーは強い方が良いわけですが、最も重要な事はどの様な種 …

[2006.11.13]
非発酵茶、発酵茶、半発酵茶の違いを写真付きで解説

お茶を分類する際、「不発酵茶」、「発酵茶」で分類するのが一般的です。不発酵茶とは、酵素発酵が全く行われない、つまり、緑茶や黄茶を示します。酵素が介在しないため、お茶の成分が限りなくフレッシュな茶葉に近い状態で残ります。 …

PAGE 6 OF 6

HOJO TEAオンラインショップNEWS一覧を見る

白岩山古樹生茶2025 散茶|標高2300m・限定量入荷
白岩山高山茶2025の散茶を発売しました。 白岩山は、私たちがプーアル茶を製造している産地の中でも最も標高が高く、標高2300mの茶園から茶葉を収穫しています。 非常に限られた数量のみの入荷となっておりますので、ぜひお早 …
雲南省の自然栽培茶で作った釜炒り緑茶
雲南春尖緑茶を発売しました。 標高2100mにある自然栽培のお茶を原料とした、プーアル茶クラスの長い余韻が特徴のお茶です。 雲南省という比類なき茶葉原料の産地 私はお茶の会社を創業して20年間の間、あらゆるお茶産地を訪問 …

人気記事ランキングお茶の品質構成要素

PAGETOP