素材とお茶の味の科学

お茶に適した水
[2014.10.04]
お茶を美味しくいれるためには水垢取りはNG

ヤカンや電気湯沸かし器で湯を沸かし続けていると、内面に付着する水垢が気になるかと思います。見た目が良くないことから多くの人が水垢取りをしますが、これはお茶を美味しくいれるうえでお勧めしません。 沸騰することでカルシウムが …

[2014.06.24]
天然土なら良いとは限らない朱泥急須の性能

朱泥は日本、中国を始め、世界のお茶マニアの間でとても人気のある素材です。朱泥の人気は、中国の江蘇省の宜興の朱泥茶壺(中国語で茶壺とは後手の急須を指す)に端を発します。1960年以前に宜興で作られた朱泥茶壺の中には、お茶の …

[2014.02.10]
異なる材質の茶器の組み合わせはお茶をまずくすることも

陶器の急須を使用するときは、出来る限り他の種類の陶器と組み合わせて使用しないことが肝心です。 異なる種類の陶器を組み合わせる事はマイナス面が多い 産地別、土別、また作家別の各茶器を組み合わせて使用することを好む人がおりま …

無名異焼
[2014.01.19]
香り豊かにお茶をいれる方法

台湾や中国を旅行中、旅先で飲んだお茶の味が美味しかったため、同じお茶を買って帰ったものの現地で体験したような香りじゃなかったという経験はありませんか?このような場合、現地の茶商にだまされたと考えがちです。しかし、多くの場 …

茶器とカメラのレンズ
[2013.09.18]
カメラのレンズ選びと茶器選びの共通点

陶器の急須でお茶をいれるとまろやかになると言われますが、日本語の「まろやか」という言葉には2つの意味が含まれております。一般的に日本語でまろやかと表現される味覚には、コク、ボディの2つの意味を含んでおります。フランス語や …

南部鉄器 薫山工房
[2013.08.20]
南部鉄器のメーカーごとに異なる鉄瓶と水の味との関係

南部鉄器はお茶の味をまろやかにすると言われておりますが、メーカーや製法により水に与える影響は同じではありません。私は海外向けに鉄瓶を販売しており、メーカーともお付き合いがあるため、メーカーの協力のもと、製法と味の関係を検 …

ミルクティ
[2013.07.08]
ミルクティとフグのひれ酒の意外な共通点

紅茶をストレートで飲むよりもミルクティにして飲むほうが好きという人も数多くおります。ミルクティーにすることで、紅茶に含まれるタンニンがミルクの乳蛋白と結合することで、渋味が緩和される、イギリスの水は硬度が高すぎて美味しく …

還元焼成と酸化焼成の茶器
[2013.07.05]
色だけで選んではいけない急須の選び方。中国茶におすすめの茶器

急須は焼き方により土の色合いや、質感が変わります。同じ土でも焼く方法で赤くなったり、小豆色になったり、黒くなったりします。異なる焼き方で焼かれた茶器の場合、見た目の違いはもちろんですが、実はお茶の味や香りに対する影響も異 …

天目茶碗
[2013.03.19]
見た目重視のあまりお茶がまずくなる湯飲み

写真の湯飲みは天目茶碗です。天目とは、中国禅宗の中心であった浙江の天目山に留学した禅僧が日本に持ち帰った事から、その様に呼ばれるよになったそうで,日本だけでなく中国、台湾、韓国で作られております。 鉄を含む釉薬を用いて、 …

[2013.03.06]
紅茶に適したティーカップは?ボーンチャイナと白磁で異なるお茶の香

紅茶のティーカップやティーポットの素材を選ぶとき、素材による味への影響を考慮してますか?中国茶用の蓋碗、ティーポットや茶杯も同様です。 白磁やボーンチャイナも味に影響する 朱泥などの陶器が味に影響するのは言うまでもありま …

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大雪山野生茶(生茶)2023年・2024年産 同時発売
大雪山野生生茶の2023年産と2024年産を発売しました。 2023年産については、マレーシアの倉庫で1年間熟成しております。 https://hojotea.com/item/d27.htm   雲南省でも入 …
佐渡無名異焼作家の渡辺陶三作:野坂粗土還元急須が入荷
野坂粗土還元焼成の茶器を発売しました。 今回入荷したモデルは、茶壺(後手急須)、フリーカップ、マグカップの3点です。 https://hojotea.com/item/tozo_nosaka_reduction.htm …

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